
久しぶりの投稿です。
今朝、近所の公園へ行ってきました。朝の公園には、いつも見慣れた光景があります。小さな子どもを連れた、おじいちゃんやおばあちゃんの姿です。
中国では「おじいちゃん、おばあちゃんが主に子どもを育てている」という家庭が少なくありません。
共働きの家庭が多く、頼りになるのが祖父母です。毎日の食事を作り、幼稚園や学校への送り迎えをし、病気になれば病院へ連れて行く。まさに、子育ての中心的な存在です。
もちろん、祖父母が子どもの面倒を見てくれることは、親にとって大きな助けになります。親子の生活を支えてくれるだけでなく、子どもにとっても、いつもそばにいてくれるおじいちゃんやおばあちゃんは心強い存在です。
一方で、なぜ祖父母が子育てを担うのかという背景には、保育所の問題もあります。
地域によっては、保育施設が十分に整っていなかったり、入園するのが難しかったりします。また、保育時間やサービスの内容が、共働き家庭の生活に合わない場合もあります。さらに、「子どもを安心して保育所に任せられるのか」と不安を感じる親も少なくありません。
子どもが泣いていないか、きちんと食事をしているか、先生は丁寧に見てくれているか。大切なわが子を他人に預ける以上、不安になるのは当然です。特に、小さな子どもは自分で状況を説明できません。そのため、信頼できる家族に預けたほうが安心だと考える親もいます。
しかし、祖父母にとっても子育ては決して簡単なことではありません。体力的な負担はもちろん、子どもの教育方針をめぐって、親世代と意見が合わないこともあります。
「昔はこうやって育てた」
「今の子育ては甘すぎる」
「そんなにスマートフォンを見せてはいけない」
「忙しいから、少しくらい見せても仕方がない」
このように、世代によって考え方が違うのは自然なことです。でも、意見の違いが大きくなると、家族の間にストレスがたまってしまいます。
中国では、祖父母が子育てを支えることが一つの大きな文化になっています。それは家族の温かさでもありますが、同時に、保育や社会全体の仕組みがまだ十分ではないことの表れとも言えるでしょう。
本来なら、親が安心して働き、子どもも安全で質の高い保育を受けられる環境が必要です。そして、祖父母が「手伝いたいときに手伝う」ことはあっても、「育てなければならない」状態にならないことが理想です。
子育ては、親だけの責任でも、祖父母だけの役割でもありません。保育所、地域、会社、そして社会全体で支えていくものです。
おじいちゃん、おばあちゃんの愛情はかけがえのないものです。でも、その愛情に頼りすぎるのではなく、誰もが安心して子どもを育てられる社会を作っていくことが大切なのではないでしょうか。

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